勇者「冒険の書が完結しない」 K

371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:49:26.35 ID:cK6dvDWr0
――

真魔王『余は……解せぬ。何もかも……』

戦士の攻撃!
戦士の攻撃!

真魔王『余は……何ゆえここに在るのか……』

賢者は○○を唱えた!
賢者は○○を唱えた!

真魔王『我が魂は……永遠に……不滅……なのか……?』

僧侶は○○を唱えた!
僧侶は○○を唱えた!

勇者「うおおおっ!!」

勇者の攻撃!
会心の一撃!!

真魔王『ぐ……愚問か……ふっ……不思議なものだ……何も……』

真魔王『何も感じぬ……感じられぬ…………』



真魔王を倒した!!


377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:50:57.80 ID:GhNDUE+VO
倒したあああああああああ


379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:08.54 ID:FgE9mIeP0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:33.55 ID:cK6dvDWr0
兵士「む……急に魔物どもの動きが鈍くなったぞ」

兵士「見ろ! 魔王が! 勇者殿が魔王を討ちとったんだ!!」

兵士「勝った! 我々は勝ったんだ!!」

\オオオオオオオーッ/



僧侶「……今度こそ、終わったのですね。私たち……今度こそ本当にやりとげたんですね!」

戦士「っしゃあああ! これで本当に世界が救われたぜ!!」

賢者「生涯使うつもりはなかった自己犠牲呪文を私に使わせるほどの難敵でした」

僧侶「勇者様! 勇者様! ああ……本当によかった……」

戦士「っしゃあああ勇者最高! ってどうした勇者! もっと喜べよ!!」

勇者「……賢者」

賢者「はい」

勇者「魔王は……『冒険の書の亡霊』なんかじゃなかったさ」

勇者「魔王もまた『犠牲者』だったんだ。あんな目には遭ったけど、全てが終わった今となっては……」

勇者「世界中の誰もが喜んでも……オレだけはヤツに同情するよ」


383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:52:41.65 ID:1NyAh9DoO
ここからが本番だな…


393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:55:08.53 ID:jKrh7gClO
ここからどうなる


398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:56:13.14 ID:cK6dvDWr0
――

【王の間】

王「勇者よ! よくぞ魔王を倒した!」

王「心から……心から礼を言うぞ! そなたこそ真の勇者じゃ!!」

王「そなたのことは、人々の間で永遠に語り継がれてゆくであろう!!」

王「さて、今宵は盛大な祝賀を開こうぞ! 勇者への褒美もすでに考えておる!」

勇者「恐れながら王様」

王「ぬ?」

勇者「この度の褒賞は、わたしの仲間と、魔王城へ攻め入ったすべての兵士に分け与えください」

勇者「わたしめには僭越ながら、たった一つの望みさえ叶えて下されば結構です」

王「な、なんと。申してみよ」

勇者「はい。一日も早く国を発展させ」

勇者「新たな発見を重ね、学術を深め――世の文明を次なる域へと進めてください」

勇者「それが今におけるわたしの、生涯の望みへと繋がります。どうかなにとぞ、お願いします」

王「なんと無欲な! そなたの望み、しかと聞き入れたぞ! 何か困ったことがあればいつでも申すがよい!」


405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 04:58:23.52 ID:cK6dvDWr0
――

勇者(そうだ。魔王を倒したことで、また新たな目的ができた)

勇者(『冒険の書』)

勇者(結局不透明のままだ。このままオレの中だけの過去に埋もれるのは気に入らない)

勇者(人に役割を与える? いたずらに時間をループさせる?)

勇者(魔王討伐後に共に過ごした、別の未来の仲間たちはどうなった? 魔王の無念は蚊帳の外か?)

勇者(神のつもりか。もしくは神そのものなのか。どちらが相手でも、このまま収まらせる訳にはいかない)

勇者(必ず)

勇者(その正体を暴いてやる)

勇者(たとえ途方もない年月をかけても――)



戦士「あーっ、見つけた! 勇者ーっ!」

僧侶「勇者様!」

賢者「勇者さん」

勇者「みんなっ? もう祝賀会は始まってるはず……」


410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:00:27.41 ID:cK6dvDWr0
僧侶「私決めました! 一生勇者様についていきます!」

勇者「ええっ」

賢者「まだやることが残っているのでしょう。決して邪魔はいたしません、どうか私もお供を」

勇者「ええっ」

戦士「悪いが俺は、これからお袋を助けにゃならんからついていけねえぜ!」

勇者「ええっ……あ、それでいい。それがいい」

戦士「だが、困ったときはいつでも頼ってくれ! 俺たちは生涯の仲間だぜ!」

勇者「ええっ」  戦士「なんでだよ!」

僧侶「勇者様、会場に戻りましょうっ。みんな待っていますよっ」

賢者「私も賛成です。例えば、何かを大衆に伝えるとするなら、今が好機ではないですか?」

勇者「……そうだなぁ」

勇者「とりあえずしばらくは、念願の平和な世界に落ち着くとしようか」




TRUE END


421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:05.07 ID:FgE9mIeP0
>>1
おつ!
おもしろかった!!


434: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 :2011/07/30(土) 05:02:51.04 ID:+58Y0t8s0
>>1

すっごい面白かったよー


426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:25.31 ID:fLvoeV440

DQ3やりたくなった


433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/30(土) 05:02:49.54 ID:cK6dvDWr0
明け方までお付き合い頂きありがとうございました
物足りない方もいるでしょうが、これで完結です
無理していた方は体調不良を起こしませんように。では
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